酸化還元電位について
水素水ライフをスタートしようとしている方の中には、いろいろな疑問を持つ方がいらっしゃいます。
例えば、アルミパウチだの、圧縮方式だのといったもの。
抗酸化作用くらいは分かるけれど、技術面の説明に専門用語が多いこと多いこと。
その中でも、これってどういうこと?という疑問が多いのが、酸化還元電位という専門用語です。
ここでは酸化還元電位について紹介していきましょう。
酸化還元電位について
そもそも還元というのは、酸化の対義語になります。
再び元に戻すこという意味もありますが、この場合には、酸化物から酸素を取り去るアクションを還元と言います。
ものの本では、酸化体と還元体の平衡状態によって決まるエネルギーのレベルを数値化したものが、酸化還元電位です。
ある溶液の性質がどのようなものであるかを表す一つの尺度というニュアンスで覚えておくことが良いでしょう。
主に水素水の以前にプチブレイクしたアルカリ飲料水の指標などで用いられていた単位です。
あまり気にする必要がない数値である
結論から言ってしまうと、酸化還元電位という数値は、そこまで気にする必要のない数値だと言われています。
これは水素水の先駆者的存在である太田成男教授のコンテンツなどでも、紹介されていますから、間違いない情報です。
彼のコンテンツからの情報を引用すると、結局、酸化還元電位というのは、その水素水の状態を表すための記号のようなものであり、酸素が多い水は、この還元電位がプラスになるということ。
そして水素水の場合には、マイナス表示になるのが通常だということです。
酸化還元電位というのは、水素の濃度とは全く関係がないということは、忘れてはならないポイントです。
なぜならば、酸素を抜いたり、水をアルカリ性に変化させたとしても、酸化還元電位の値は、低くなってしまうからと言われています。
宣伝用の専門用語のようなもの
ですから、酸化還元電位のプラスやマイナスといったものや数値は、いわば専門用語を使った宣伝文句のようなものと捉えておきましょう。
もちろん水素水の場合には、マイナス表示になっていなければ、それはおかしいわけですから、このくらいの知識は有しておくべきです。
まとめ
酸化還元電位の数値は気にする必要がない。
単純な宣伝のための専門用語というくらいに認識しておくこと。
水素水を選択する際の指針は、基本的には水素濃度のみであり、その他の専門的な数値は、あまり気にする必要はないということを覚えておきましょう。